高校生と動画版の企業PRマンガを制作してみた。

最終更新: 2020年11月16日

漫画を制作しておりますデザイナーのMAIです。


私の簡単なプロフィールをご紹介させて頂きます。

MAI

長崎県出身

長崎日本大学高等学校

デザイン美術科卒業


東京の某企業にてYoutube広告漫画制作を専属として担当。


2020年9月J-KE NAGASAKIのデザイナーとして入社。


数多くの漫画作品を制作。

現在は企業のプロモーションなどの漫画制作や企業のLINEスタンプなども制作。


【母の死が地元長崎に戻るきっかけ】

私が長崎に戻るきっかけとなったのは今年春に亡くなった母の死がきっかけでした。

東京から長崎に帰ってきたいと思い、約10年ぶりに長崎に拠点を移すことになった。


久しぶりの長崎は住んでみると様々な課題を抱えていた。


特に長崎市の若者人口流出の問題が深刻だった。


若者人口流出2年連続全国ワースト1位。。全く喜べる1位ではなく、これから10年先の人口流出はどうなるのかと不安を感じた。

(写真:長崎市の稲佐山の夜景)


私、一人が考えるだけではこの問題が解決しないことはわかっていた。

その時に今、私が所属する株式会社J-KE NAGASAKIに出会った。

この会社が地元長崎を再生させようと本気で動き出していたからだった。


この会社なら私が今できること(漫画)で大好きな長崎を救えるのではないかと思った。


【母校に恩返し。後輩たちとの出会い】

まず、私が考えたのは母校の後輩たち(デザイン美術科の生徒)にデザインの面白さや難しさを私なりに伝えたいと思った。


そこでまずは学校を訪問して先生に様々な相談をさせて頂きました。


すると、先生から授業をやってほしいと・・・。


突然の話に「はい!!」と勢いにおされ思わず返事をしてしまった。

(写真:長崎日本大学高等学校)


まさか、自分が母校で授業をするなんて考えもしなかった。


しかし、この授業が私と生徒たちのこれから始まる企画に繋がるとは思ってもいなかった。


授業は緊張で何を話したのかよく覚えていないがデザインで将来、仕事をするという意味を少しでも後輩たちに伝えたいと思い、必死に私なりの授業を行った。


授業終了後に生徒たちを集め、私はみんなに「漫画を描いてみない」と提案をしました。


すると約10名の生徒たちが描きたいと集まってくれました。


漫画に興味を示してくれるだけでも嬉しかったのですが実際に何を漫画にするのかというテーマが決まらなければただのお遊びとなってしまう。


そこでコロナの影響をもろに受けている観光業界にお役に立てないかと考えました。


高校生のうちに地元企業と接点を持ち、何か一緒に取り組むこと自体がそう簡単にできないと経験になるのではないかと感じ、企画を立てました。


【企画:地元企業のPR動画マンガの制作】

10名の生徒を2チームに分け、作品をそれぞれ制作する。

作品発表の場は文化祭


【企画の構成】

①高校生が地元企業の社長に直接お会いしてインタビューを行う。

②インタビューからマンガとなる脚本を作成

③脚本を基に漫画のラフ構成を制作

④マンガの色付け

⑤動画のマンガとなる為、ナレーションやセリフの声優の録音

⑥動画編集

*この作業を実際に高校生たちが全て行いました。


実はこの企画が決まって発表となる文化祭まで約2週間しか期間がなかったのです。


時間がなーーーいじゃーん!!


私はバタバタと予定表を組みました。


どう考えても私が週4日は高校に通わなければ作業が間に合わないというハードなスケジュールになっていました。


企画が始まって途中からは毎日のように高校に行くので心は18歳の高校生に戻っていました。


そのうち毎日のように通う私に多くの生徒たちから挨拶を普通にしてくれるようになりました。

*きっと最初は不審がられてましたが・・・。

多くの生徒が茶髪の革ジャン着てる姉ぇーちゃんが今日も来てるぞ!って思っていたに違いない!!


【企業PR動画マンガ制作にご協力を頂いた企業】

長崎県の南島原市にある雲仙みかどホテル様。

(ご協力を頂きありがとうございました)


実際に社長の堀様に生徒たちがインタビューを行いました。

(写真:(右奥)堀社長・(左奥)社員の藤森様と生徒たち)


初めてのインタビューに最初は生徒たちも緊張気味・・・。


しかし、堀社長が気遣って頂き、様々な話をして頂きました。


少しづつ生徒たちからも笑顔が溢れ出し、生徒の中には実は以前、家族で泊りに来た事があります!と社長に話していました。

堀社長も嬉しそうに応えてくれていました。


【マンガ制作開始】

まずはインタビューした内容を脚本にし、いよいよ漫画制作の開始。


学校で学んだ技術とはまた違ったマンガの制作。


見たものを描くという事ではなく物語を描きながらみかどホテルの魅力や堀社長のキャラクターなど多くの事を考えながら作品を完成させなければなりません。


(写真:2チームに分かれ話し合い)


毎日、授業が終わって生徒たちは教室に残り、作業を行っていました。


部活がある生徒や塾がある生徒などそれぞれの事情で作業を抜けないといけない生徒もいましたが周りのクラスメイトが手伝ってくれたり、保護者の方までも色塗りを手伝って頂いたりしながら何とか原画が完成しました。


【動画編集と声優にチャレンジ】

(写真:動画編集の様子)


(写真:声優にチャレンジ中。)


文化祭まで残り3日という状況で動画編集に漕ぎ着けました。


生徒たち自らチームごとに声優班に分かれ、声を録音しながら同時に動画に声を入れていくという合わせ技を行なっていました。


生徒たちの吸収力の速さに驚きました。


動画編集の扱いだけでなく初めてとは思えないほどの声優のレベルの高さに私は驚きと同時に若さの可能性に嫉妬するほどでした。笑


そしていよいよ文化祭を迎えました。


今年はコロナ感染対策という事で従来のような文化祭ではなく展示物を中心にクラスごとに会場を廻る形式の文化祭となっていました。


学校の協力もあり、上映室をご準備頂けることになりました。


そして準備もバッチリ整いました。

(会場の外に作品ができるまでの作業工程などの説明を掲示)


生徒たちは物珍しそうに動画を視聴していました。


視聴した生徒たちは「みかどホテルに泊まりに行ってみたい」など動画を見て感想を言ってくれていました。


漫画でみかどホテル様の魅力が少しでも生徒たちに届いていたのではないかとまずまずの反応でした。


無事に文化祭も終わり、制作した2チームの生徒たちにアンケートに答えて頂きました。

有難いことに生徒のほとんどがもう一度やってみたいと回答をしてくれました。

学校からもまたお願いしますと先生にも言って頂きました。


私も今回は期間が2週間しかないということで生徒たちにももっとゆっくり様々なことを教えたかったと後悔が残ります。


しかし、目的でもあった後輩たちに伝えたい大事なことやみかどホテル様のPRに繋がったことを自己評価したとしてもよかったのではないかと思います。


折角の生徒たちとの縁を終わらせないよう学校に協力を仰ぎ、今後は同好会などを立ち上げて活動を継続できればと思っております。


また私自身、今回の企画でさらに漫画の可能性を拡げるためにも企業のPR漫画の促進にも力を入れていきたいと思いました。


PRに悩む企業様がいらしゃいましたら私まで声をかけて下さい。



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株式会社J-KE NAGASAKI

就職支援事業部 デザイン制作課

長崎県長崎市出島2-11

出島交流会館8F-4号室

漫画デザイン制作担当:MAI

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